コットン、外に出るってよ

登山とかキャンプの記事書きます。多分。

はじめての富士山

このブログは登山一筋というわけでもなく旅行や聖地巡礼の記録場所としても使っていこうと考えています。
そんなこのブログの初記事なのですが、ここ最近登った富士山を題材とさせていただきます。

 

僕はなぜ富士山に登るのか


元から登山は好きだったのですが何かと遠いため登るのを拒んできてたのですが関東に引っ越してきたため近くなりました。さらにヤマノススメセカンドシーズンの富士山回を見たがためにこれは自分も登らないかんと思い立ったわけです。深い理由もなく申し訳ない。

 

登山1ヶ月前思い立ったが吉日、すぐに山小屋の予約をすることに。無難に七合目の山小屋の大部屋と高速バスの予約を済ませました。


登山当日、バスタ新宿には10時前ごろに到着しました。

10:35発の高速バスに乗り込み2時間ほど船を漕いでいたらいつのまにか富士山の麓、マイカー規制の検問所前まで来てました。

 

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お隣は外国人の方、登山中も日本人だけでなく国際色とても豊かでした。

 

それから程なくして五合目に到着、観光客で大層賑わっておりほんとに登山口か???と思うほどでした。(世界遺産登録されてから観光客が急増したそうですね。)


五合目で昼食をとり高地順応も済んだところで登山を開始しました。

 

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ヤマノススメでも出てきた雲海ラーメン、美味しいけどやっぱり普通


登りの最中では六合目がどこか気づきませんでした。警察の出張所があるところが六合目だったようですがそれに気づいたのは下り終わった後でした。

 

六合目を超えしばらく行くと七合目付近の殆どの山小屋が一望できるようになります。しかしそこにたどり着くまでが遠い…。

 

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山小屋での宿泊


大部屋での雑魚寝でした。大部屋での予約だったので自分のスペースは約半畳分…、わかってたはずだけどやっぱり狭し

 

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二人以上でこれば個室も借りることができます。

 

夕食までの待機時間、雨だけでなく雷の音も聞こえてきました。その時数回に渡って電気が落とされました。(発電機に落雷する可能性があるかららしいです。)

 

夕飯は定番のカレー、疲れた体に染みてとても美味しかったです。

やることもないので寝るべきでしたが、若干頭が痛く高山病初期症状が出ているようだったので熟睡は断念、横になって目を瞑って休息を取っていました。(高山病なりかけの時は寝てしまうと低酸素状態になり高山病が悪化してしまいます。)

 

ご来光に向けて


若干高山病になりかけだったので熟睡は出来ず0時ごろに起床、用意を済ませて軽食をいただき出発です。
八合目までは岩場が続き暗闇の中で登るのはとても大変でした。(次からは八合目の山小屋に泊まります(^^;))

 

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見えるのはヘッドライトで照らした足元のみ


だんだんと空気が薄くなってくるのが実感でき、少しの距離で息が切れてしまいます。
運が悪いことに、八合目辺りから御来光渋滞に巻き込まれてしまいました。

 

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暗闇の中に無数のヘッドライトの明かりが見える

 

当初の予定より大幅に時間がかかってしまい頂上に到着したのは御来光のおよそ10分前でした、、、。最後の方はだんだんと空が明るくなっていくのが実感でき、頂上にたどり着けず御来光を迎えてしまうことを覚悟しましたね…。

それでもなんとか頂上に到着、思ったよりも寒く凍えそうになりながら御来光を迎えました。これを目的に登って来ただけあって見てて涙が出て来てしまいました。

 

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お鉢巡り


御来光も見たのでお鉢周りに出発しました。まず、頂上の山小屋で豚汁を一杯。一杯800円という高額ですが、疲れ切った体にはとても染み渡ります。
その後、富士山頂上浅間大社へ向かいました。大社前には簡易郵便局がありハガキ等を全国各地へと配達してもらえます。自分は残金が心もとなかったので次の機会にということでハガキの投函は見送りました。
そして火口をぐるっと回りつつ剣ヶ峰へと向かいました。

 

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さすが日本最高峰、記念撮影をするための大行列が形成されてました。もちろん自分も撮影して来ましたよ!

 

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下山の際は登りのルートとは異なる下山用ルートで帰りました。こちらは登りとは違い道幅が広く砂利道となっていたので膝への負担も少なくスラスラと降ることができました。

 

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まとめ


富士山は体力的にはきついですが高度な技術は求められることがなく初心者でも登りやすい山だと感じました。(だからと言って舐めてかかってはいけませんが)

首都圏からも高速バス一本で行けてしまうという非常にアクセスの良い山でもあるので機会があれば是非とも一度登ってみてはいかがでしょうか?

 

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五合目で購入できる金剛杖、これに各山小屋で焼き印を押してもらうのも富士山登山の醍醐味